Raspberry Piにカメラを接続して、写真/動画を撮影する!
この記事の内容はRaspberry Pi 4と3の両方で動作確認済みです
ブログ管理者のP.Hです!
今回はRaspberry Piにカメラデバイスを接続して、写真や動画を撮影する方法を紹介したいと思います。とても簡単にできます!
それでは実際に写真や動画撮影をしてみましょう。
ハードウェア
USBカメラではなく、標準のカメラモジュールを購入しました。
カメラ機能を有効にする
sudo raspi-config
コマンドでカメラ機能を有効にします。下記の写真の流れで設定してください。
raspistillコマンドで写真の撮影
下記のコマンドで写真の撮影ができます。正直、こんなに簡単だとは思いませんでした。
$ raspistill -o picture.jpg
カレントフォルダにpicture.jpgが作成され、写真を撮ることができます。
raspividコマンドで動画の撮影
下記のコマンドで動画の撮影ができます。これも簡単です。
$ raspivid -o video.h264
カレントフォルダにvideo.h264という動画ファイルが作成されます。
-tオプションで撮影時間(ミリ秒)が設定できます(オプションなしは5秒間撮影します)。
-w,-hオプションで解像度の設定が可能です。
$ raspivid -o video.h264 -t 10000 -w 640 -h 480
VLCメディアプレイヤーで動画の再生
デフォルトでVLCメディアプレイヤーがインストールされています。raspividコマンドで撮影した動画をVLCメディアプレイヤーで再生します。
モニタを接続する or VNC ViewerでRaspberry Piのデスクトップ画面を開いて、ターミナル上で下記コマンドを実行します。
$ vlc video.h264
※VNCの使い方は下記記事を参照してください。
こんなに簡単に写真や動画が撮れるとは思っていませんでした。Rapsberry Piはすごいですね。
ビデオストリーミングも簡単にできてしまいます。ネットワークがつながっていれば、Raspberry Piのカメラ映像をWebページでどこでも見ることができます。下記記事で紹介していますので、こちらもご覧ください。