Rapberry PiでSamba設定をして、ファイル共有する
この記事の内容はRaspberry Pi 4と3の両方で動作確認済みです
ブログ管理者のP.Hです!
今回はSambaというサービスをインストールして、ファイル/フォルダを共有する方法を紹介したいと思います。Sambaをインストールすると、WindowsとRaspberry Pi間で簡単にファイルのやり取りをすることができます。
それではSambaの設定方法を紹介していきます。
Sambaのインストール/設定方法
Raspberry Piを最新の状態にアップデートしていない方は、下記のコマンドでアップデートを行います。
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade
その後、下記のapt-getコマンドでSambaをインストールします。
$ sudo apt-get install samba
次に下記のコマンドでsmb.confファイルを開き、編集します。
$ sudo nano /etc/samba/smb.conf
smb.confはいろいろと記載があり、わかりにくいですが、一番最後に下記の内容を記載します。
- [pi] ⇒ 共有名。Windows上で表示されるフォルダ名
- path = /home/pi ⇒ 共有するフォルダのパス
- read only = No ⇒ 読み込みも書き込みも可能
- guest ok = yes ⇒ ゲスト権限で接続
- force user = pi ⇒ ファイル操作は、ユーザー:piにより実行
動作確認
上記設定後、再起動をしてください。まず、sambaサービスが有効になっているか確認しましょう。ターミナルでchkconfig
とコマンドを入力してください。一覧に"samba-ad-dc on"と表示されれば正常に動作しています。 (chkconfigコマンドは、sudo apt-get install chkconfigでインストールすることで使用できるようになります。)
次に、WindowsとRaspberry Piでファイル共有ができるか確認してみましょう。Windowsでエクスプローラを立ち上げます。パスの入力欄に "¥¥Raspberry PiのIPアドレス(例 ¥¥192.168.1.2)"を入力しEnterキーを押します。piフォルダが表示され、ファイルのコピーや削除等の操作ができれば、成功です。