Raspberry Pi & Python 開発ブログ ☆彡

Raspberry PiとPythonの基本的な使い方をわかりやすく解説。初心者、入門者必見!!

WiringPi-PHPの使い方(その1)

以前、PHP(Webページ)でPythonコード(xxx.py)を実行する方法を紹介しました。

この方法でGPIOを制御することができますが、もうひとつ有名なWiringPiを使用する方法を紹介したいと思います。WiringPiをPHPから使えるようにしたWiringPi-PHPという便利なラッパーがありますので、こちらを使用します。

 

WiringPi-PHPのインストール

まず、php5-devをインストールします。WiringPi-PHPを使用するにはこのモジュールが必要です。

sudo apt-get install php5-dev

次にホームディレクトリ(/home/pi)に移動して、gitからライブラリをインストールします。下記のコマンドを実行してください。

git clone --recursive https://github.com/WiringPi/WiringPi-PHP.git

インストールが完了するとWiringPi-PHPというフォルダが作成されますので、cdコマンドで移動します。

cd Wiring-PHP

次に、makeコマンドを実行その後、make installコマンドを実行します。

make
make install

次に設定ファイルを新規作成し、編集します。

sudo vi /etc/php5/mods-available/wiringpi.ini

----------wiringpi.ini----------

extension=wiringpi.so
wiringpi.pinmaptype=[PINS|GPIO|USER]

このwiringpi.iniに下記のコマンドでシンボリックリンクを作成します。

sudo php5enmod wiringpi

apacheユーザー(www-data)からGPIOを制御できるように権限を付与します。

sudo adduser www-data i2c
sudo adduser www-data spi
sudo adduser www-data gpio

これでインストールは完了です。少し大変ですね。実際に使い方は次回ブログで紹介したいと思います。