今回はRaspberry PiでWebサーバーを構築したいと思います。Webであれば、基本的にはどのOSでも使用できるので、便利ですね。Webサーバーを構築して、PHPのページを表示するところまで、紹介したいと思います。
Apacheのインストール
WebサーバーソフトウェアのApacheをインストールします。
$ sudo apt-get install apache2
インストールが完了したら、ブラウザに"http://xxx.xxx.xxx.xxx"(xxx.xxx.xxx.xxxはRaspberryPiのIPアドレス)を入力します。It Works!と記載された下記のWebページが表示されれば、Apacheのインストールは完了です。
Apacheのルートフォルダのパスは/var/www/html になります。先ほどWebページに表示されたページはこのフォルダにあるindex.htmlが表示されます。
(ブラウザのアドレスにファイル名を指定しない場合、自動的にindex.htmlが 表示されます。 "http://xxx.xxx.xxx.xxx" ⇒ "http://xxx.xxx.xxx.xxx/index.html"が表示されます。)
PHPのインストール
次にPHPをインストールします。下記のコマンドを実行します。
$ sudo apt-get install php
PHPが正しくインストールされているか動作確認をします。/var/www/htmlに簡単なphpファイルを作成します。下記のコマンドでテスト用のphpファイルを新規で作成し、コードを記載します。
$ sudo vi /var/www/html/test.php
<?php
phpinfo();
?>
Webブラウザで下記のアドレスを入力し、ページを開くことができるか確認します。
http://xxx.xxx.xxx.xxx/test.php
PHP等の情報の一覧が表示されれば、正常に動作しています。